修羅と荊の道を行け
「何でこんなゲームをやるんだよ」

「送ってもらったし、結末みたいじゃん」

暗い画面を進んで行くと、かもしれない運転効果の幽霊が襲い掛かってくる。

浪川くんにぎゅうぎゅうとしがみついてゲームを続けた。

「苦しっ、そんなにくっつくなよ」

「だって怖いんだもの」

これは来るね。人の恐怖の心理を捕らえてる。

ストーリーも出し惜しみがない。
悲劇の根元を終盤で出して、涙をそそる。

昼ドラめいた愛憎劇も気持ちが良いものだ。
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