SKY
入学式は淡々と進んで、あっという間に終わった。私の担任は、なんでも音楽が専門という、変わった先生。
(この人、何なんだろう)
どこか不思議なオーラを漂わせたその先生に、私はちょっとだけ興味があった。
私はほかのクラスへ行ってみた。だれか、もと同じクラスの子がいるかも。
「優衣ちゃあ~ん!!」
4組の前を通りかかったとき、黄色い声が聞こえた。この声は…
「香織!!」
次の瞬間、香織は私の腕の中に飛び込んできた。
「あたし、沙希と一緒なの。でも優衣ちゃんと離れて、さびしいよお・・・」
そう言ってる割には、全然さびしそうに見えませんが。
香織と沙希は、6年のころからつるんでる仲間だ。
(この人、何なんだろう)
どこか不思議なオーラを漂わせたその先生に、私はちょっとだけ興味があった。
私はほかのクラスへ行ってみた。だれか、もと同じクラスの子がいるかも。
「優衣ちゃあ~ん!!」
4組の前を通りかかったとき、黄色い声が聞こえた。この声は…
「香織!!」
次の瞬間、香織は私の腕の中に飛び込んできた。
「あたし、沙希と一緒なの。でも優衣ちゃんと離れて、さびしいよお・・・」
そう言ってる割には、全然さびしそうに見えませんが。
香織と沙希は、6年のころからつるんでる仲間だ。