【短】愛しのハニー☆―Sweet Honey―
「いただきまーすっ」


私はお弁当を頬張った。



「うーんっ。おいひい」

お腹空いてると、お弁当がこんなに美味しく感じるよぉ。




「小枝子は、ほんとになんでもうまそうに食うよなぁ」


そんな私を見て、雅哉がフルーツオレを飲みながらそう言った。




「そうかなぁ?」


私は首を傾げた。




「ああ。弁当頬張ってる姿の小枝子も、すげーカワイイよ」


雅哉はそんな言葉をサラリと呟いた。




「えっ!」


や、やだなぁ……恥ずかしいよぉ。




「こんな小さなことでもカワイイと思うなんて、俺は相当小枝子が好きすぎてるな」
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