【短】愛しのハニー☆―Sweet Honey―
私はそう言うと、頬を膨らませた。




「ふっ……知ってる」


雅哉はふっと笑った。




「雅哉も、私のこと好きでしょっ?」


私は雅哉をジィーッと見つめた。




「……当たり前だろ」


雅哉はそう呟くと、頭をポリポリと掻いた。




「雅哉っ……大好きっ」

私は雅哉に抱き付いた。



「……んっ」


雅哉はもう一度、触れるくらいのキスをした。





"ちゅっ"と音を立てて、ゆっくりと唇が離れた。

雅哉をジッと見つめる。



「……そんなジロジロ見んなよ。……俺が恥ずいから」


雅哉は私から目を反らしてそう言った。
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