【短】愛しのハニー☆―Sweet Honey―
「だっ、だってっ!!」

雅哉が変なこと言うからっ!!




「ごめんごめん。冗談だって」


雅哉が私の頭を撫でる。



「……もうっ」


私は頬を膨らませた。




「小枝子っ……愛してるよ」


雅哉が耳元でそう囁いた。




「……んっ」


言葉を発する前に、そのまま甘いキスをされた。



「んん……っ」


そのままキスをされたあと、"ちゅっ"と音を立てて唇が離れた。




「……雅哉っ?」


雅哉が少しだけほてった顔で、私をジィーッと見つめる。




「小枝子の声、ちょー色っぽい」


雅哉はそう言ったあと、また唇を重ねてきた。
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