【短】愛しのハニー☆―Sweet Honey―
それくらい、小枝子が好きなんだ。


好きすぎてたまらない。



「ただいま」


「お邪魔しまーすっ♪」



家に帰った俺は、小枝子を部屋の中に入れた。


そして小枝子は俺の腕を掴むと、俺をベッドに座らせた。




「……小枝子っ?」


小枝子が俺をジィーッと見つめる。




「雅哉っ……好きだよっ。大好きっ」


小枝子はそう言って、いきなり俺に抱き付いてきた。




「うっ、うわっ!……なんだよいきなりっ」


やべーっ……心臓バクバクしてきた。




てゆーか、いきなり抱き付いてくんのやめろよぉ……。
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