○○*せつな*○○




「舞香。」


「ん。」


「無理・…すんなよ。怖いなら怖いって言えばいい。泣きたいなら、しっかり泣けばいい。」



「そんな・…」



「俺が、舞香を見捨てない。最後まで・…舞香を支える。だから・…」






抱きしめている力が強くなって。





舞香の頭を胸に入れようとした時、突然頭が浮かび、満面の笑みで言った。




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