○○*せつな*○○




「それって・・…告…白?」




笑う舞香の頭を、軽くたたいた。



「いったぁーい。馬鹿!!もう侑也なんか知らないよ?勉強も教えないよ。もう侑也なんかひたすら、落ちこぼれちゃえばいいんだぁー。」



「舞香。落ち着け。ほら息、荒くなってんじゃん。ほら、水を飲んで。」




舞香は息がよく荒くなる。




そのとき。




俺はいつも水を与える。




…じゃないと、発作が起こるからだ。








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