○○*せつな*○○





「くそっ。」



俺は、舞香のことを分かってやれない。




舞香の苦しみを代わってやれない。




「侑也」


「なんだよ。」





あれから俺は変わり果てた。


「また良遊び?」


「あぁ。」



「もうやめなさい。」




そんな母さんの声を無視し、俺は再び夜の外へ飛び出した。




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