○○*せつな*○○
侑也。私、死ぬのは怖い。けど、これが運命で定めだと思うの。侑也…。侑也は生きて、私は一人で行く。私は日ごろの行いがいいから、絶対に天国へいけるわ。私が死んだら、侑也も天国へ来れるように、頑張りなさい?」
信じられなかった。
舞香はこんなにも強かったなんて。
「侑也ー。泣いてるのぉー??」
「ば・…泣いてない・…」
「侑也。私、好きだよ。侑也と出会えて、生きてて良かったって思った。侑也のおかげで、生きてて、生きてる心地がするの。」
ったく。
舞香はいつからこんなことを言うやつになっちまったんだ。
ってか
「可愛い。」
「ちょ・…」
可愛い舞香が悪い。