好きになってもいいですか?



「…っ!しまった!忘れてた 新任式っ!」


男の人は急に焦りだし
腕にしている時計をみる。

「でも君はこんなところで
何してるの?式は?」


「…げっ!わたし入学式に行かなきゃならなかったんだ!」


「あはは!俺と一緒だ☆
まあ…ちょっと遅刻だけど
こっそり入れば大丈夫だな!」

「よし!いくぞ!」


そういって

男の人はわたしの手を握り

風のように走り出した



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