私の初恋初彼氏




私は考えるより先に答えてしまった

「ええよ。裕眞君とならサボる」

無意識に本心を言っていた

「大丈夫なん?」

「大丈夫」

本当は罪悪感もあったけど
裕眞君と一緒に居たかったから…

「和可愛いな。」

えっ?

私は目を大きくして裕眞君を見た

「勉強できるし、なんか大人しいし…和みたいな子…好き…や」

下を向きながら言う

なんだか恥かしくなる

「冗談きついよ」



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