素直な君が好き。
しかし、その翌日から愛子に変化があった。
月数回しかこなかった学校に、週2回は学校にくるようになったのだ。
そして、学校にくるたびに「近藤 隆」君の話がでてきた。
愛子から聞く「近藤 隆」君というのは、とっても素直な人だった。
愛子に送られてくるメールをみると、愛子のことが好きなことが前面にでている。
愛子はそんな彼の愛情表現をすんなりと交わしながら返す。
でも、彼はストレートだ。
体育会のバスケ部に所属していて、小さい頃からバスケをしている。
大学もスポーツ推薦ではいってきたというぐらい上手いらしい。
バスケしかやってこなかったから、彼は世間をしらないらしい。
「この前、隆が渋谷に行ったんだって。」
「うん。」
「私が『渋谷のどこに行ったの?』って聞いたら、隆なんて言ったと思う?『人生初のスタバ』って言ったのよ!」
「え?スタバ初めてなの!?」
私は笑いが止まらなくなった。
この時代の大学生がスタバに行ったことないなんて、信じられなかった。
でも、愛子は
「本当なの。隆はいつも真剣なの。だから、本当に行ったことなかったのよ。」
愛子は少し馬鹿にしながらも、嬉しそうに「近藤 隆」の話をした。
「それでね、ドトールには行ったことはあるか聞いたら、ドトールもないって言われたの。だから、今週の土曜に渋谷のドトールに連れてってあげるって約束したの。」
「愛子と隆二人で?」
「うん。」
「へぇー。それってデートじゃん。」
「まぁね。」
愛子は少し照れくさそうに笑った。
そして、土曜日の夜、愛子からメールがきた。
「私達、付き合うことにしたよ。」
月数回しかこなかった学校に、週2回は学校にくるようになったのだ。
そして、学校にくるたびに「近藤 隆」君の話がでてきた。
愛子から聞く「近藤 隆」君というのは、とっても素直な人だった。
愛子に送られてくるメールをみると、愛子のことが好きなことが前面にでている。
愛子はそんな彼の愛情表現をすんなりと交わしながら返す。
でも、彼はストレートだ。
体育会のバスケ部に所属していて、小さい頃からバスケをしている。
大学もスポーツ推薦ではいってきたというぐらい上手いらしい。
バスケしかやってこなかったから、彼は世間をしらないらしい。
「この前、隆が渋谷に行ったんだって。」
「うん。」
「私が『渋谷のどこに行ったの?』って聞いたら、隆なんて言ったと思う?『人生初のスタバ』って言ったのよ!」
「え?スタバ初めてなの!?」
私は笑いが止まらなくなった。
この時代の大学生がスタバに行ったことないなんて、信じられなかった。
でも、愛子は
「本当なの。隆はいつも真剣なの。だから、本当に行ったことなかったのよ。」
愛子は少し馬鹿にしながらも、嬉しそうに「近藤 隆」の話をした。
「それでね、ドトールには行ったことはあるか聞いたら、ドトールもないって言われたの。だから、今週の土曜に渋谷のドトールに連れてってあげるって約束したの。」
「愛子と隆二人で?」
「うん。」
「へぇー。それってデートじゃん。」
「まぁね。」
愛子は少し照れくさそうに笑った。
そして、土曜日の夜、愛子からメールがきた。
「私達、付き合うことにしたよ。」