素直な君が好き。
3
「愛子・・・大丈夫?」
キャンパスのベンチで一人座っていた私の隣に智子は優しく声をかけてくれた。
「・・・うん。隆ね、もうすぐアメリカに行くんだって。愛子がこんなに本気で自分のことを好きになってくれたから、アメリカに行く話も言い出せなくて、隆・・・ずっと悩んでたんだって。」
「隆、アメリカ行くの?」
「バスケの留学だって。愛子、いつも隆に会いたいっていってきて、隆のこと何も考えずにいた。馬鹿は私だったみたい。」
今にも涙がでそうだった。
でも、私はこらえた。
そんなの私じゃないから。
「これから、もっと隆と思い出を作っていこうっておもってたのに、なんで本当に好きになった人とはこんなにもあっさりと終ったんだろう。大好きだったのに・・・。」
私は初めて傷つくことをしった。
好きな人と別れることはこんなにもつらいなんて。
もっと素直になればよかった。
キャンパスのベンチで一人座っていた私の隣に智子は優しく声をかけてくれた。
「・・・うん。隆ね、もうすぐアメリカに行くんだって。愛子がこんなに本気で自分のことを好きになってくれたから、アメリカに行く話も言い出せなくて、隆・・・ずっと悩んでたんだって。」
「隆、アメリカ行くの?」
「バスケの留学だって。愛子、いつも隆に会いたいっていってきて、隆のこと何も考えずにいた。馬鹿は私だったみたい。」
今にも涙がでそうだった。
でも、私はこらえた。
そんなの私じゃないから。
「これから、もっと隆と思い出を作っていこうっておもってたのに、なんで本当に好きになった人とはこんなにもあっさりと終ったんだろう。大好きだったのに・・・。」
私は初めて傷つくことをしった。
好きな人と別れることはこんなにもつらいなんて。
もっと素直になればよかった。