家政婦妻と自己中夫?!
『そうだなー。年近いんだし、呼び捨てで良いよ。俺は…真佐子って呼ぶから!』
『な…なら、私は孝治って呼ぶわ。』
そんなこんなで、名前での呼び捨て!ということに決まった。
孝治は、オシャレで、少しだけ強引だけど、笑顔がとても優しい人だった。
そこが、この時の私には、凄くたくましく、男らしく感じられた。
もしかしたら、この人と一緒ならこの先、上手くいくかもしれない。そんな期待も持っていた。