家政婦妻と自己中夫?!
第2章 悩み
梓
突然のことで、私たちは動揺した。
いつかはこんな日が来ることはわかっていたけれど、それがこんなに早く…結婚前に来るなんて…。
『嘘だろ?』
『本当だって…。』
『……もうすぐ着くから!!』
孝治は、少しだけスピードをあげた。
病院に着くと、
『先に行け!車とめたら、すぐ行くから。』
孝治は言って、私を入り口の前でおろしてくれた。
お父さん……。