家政婦妻と自己中夫?!

私が後ろを見ると、梓が階段の上で無邪気に笑っていた。







『梓!!危ないでしょ!』




私は梓に怒り、その時の旦那にもその話を夜にした。







でも、旦那は親に怒られたことがなく、




『怒り方がわからないから怒れない。』




そう言い、それからもずっと梓を叱ることはなかった。







そして、沙知絵が産まれると…。




梓はお姉さんとした自覚が出てきたのか、積極的に沙知絵の面倒を見るようになっていった。






< 54 / 106 >

この作品をシェア

pagetop