家政婦妻と自己中夫?!
『熊川さん?起きてよ。私には熊川さんを抱える力なんてないんだから…!さぁ!車に乗って…。』
私は、やっとのことで車に孝治を乗せると、自分の家の方向へと走り始めた。
『あ!』
途中で孝治の家を知らない事を思い出し、
『熊川さん…!!熊川さん家は、どこ?』
『○○の交差点の、コンビニの角を曲がったとこ~!』
上機嫌で孝治はこたえた。
私は家の前に孝治をおろし、家へと向かった。