グレデレラ


だから

怯えてるならそれでいい。


勝手にすればいい。




「奥様、カノン様。取り乱してしまって申し訳ございません。」


2人に向かって頭を下げたシンデレラ。

そして
カレン様の傍に行くと


「……カレン様。言い過ぎてしまいました。申し訳ございません。」


そう言って頭を下げました。


「……………ですが。

カレン様。やはり、先程の事はやってはいけないと思います。今後、このような事がないようにして下さいね?
仮にも私のお姉様なんですから。」


ニッコリ笑って忠告するシンデレラに言葉が出ないカレン様。


シンデレラが困ったような顔を見せるとハッとして



「え…えぇ。シンデレラ。」


ぎこちなく返事をしました。



「改めまして、よろしくお願いしますね?お姉様。
奥様とカノン様もお世話かけます。」



ニッコリと笑いかけたシンデレラ。



でも

裏のシンデレラを見てしまったためなのかみんなして
ぎこちなく笑いかけていました。





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