グレデレラ
シンデレラにもちゃんとした
女の子な部分はあるのです。
…………いえ。
人として当たり前でしょうか?
……とにかく
メイドが来ないうちにと急いで
支度をした結果、
迎えが来る前に終えることができました。
今はベッドに腰掛けて待っています。
―――――コンコンコン
来た!!
「はい、どーぞ」
ドアが開いてメイドが部屋に入ってきました。
「あ…………」
「おはようございます、シンデレラ様」