恋×愛㊤


お嬢様はこれだから。




何でも金で解決するなんてもったいねぇだろ!




その点、俺が運んでけば水代だけで済むんだぜ?




結構な節約だろ?




「も、もう着いたんでここでいいです!」




「どこの飛行機から来るんだ?」




「も、もぉ!?」




怒りながらも宮本は場所を指差す。






「もう降ろしていいですよ」





ホントに大丈夫か?






「まだフラフラしてるぞ?平気か?」





「すみません、ちょっと肩を貸してください」





言われたとおり肩に手を置かせてやる。




「あ、お父様!!」


< 23 / 41 >

この作品をシェア

pagetop