龍花

ま、まぁいっか!

あ、そうそう

「綺羅」

「何?」

「あと一ヶ月だけ女装お願いね」

あ、言ってなかったけど、綺羅は本当は男なんだ
私の正体がばれるまでカモフラージュしてくれる事になってんだ…

「大丈夫だよ
僕、女装するの結構楽しいし♪」

「…ありがとう」

綺羅は本当に優しい。
あ、勿論海も…ね
だって3年前、私が起こしてしまった事件の時も傍にいて守ってくれた…

そういえばあの頃からだな私が“人間嫌い”になったのは…

「海」

「ん?」

「今日もボディーガードよろしくね♪」

「了解♪

ってか、沙羅の方が私よりかなり強いんだけどね…」

私、学校では暴れられないから海に周りの事頼んでんの

「ふっ
まぁ、当たり前だし♪
龍崎の時期組長&現龍宮の総長の私が負けるかっての♪」

あ…これは冗談だからね!
こんな冗談言えるの綺羅と海とか、まぁ信頼してる奴にしか言わないからね!!

< 39 / 63 >

この作品をシェア

pagetop