ネバーランドへの片道切符
今日も、予備校が終わった後、彼の家に、お邪魔しようと思っていたが、担当の先生が体調不良で、休講。
家には、きっと姉のカレシが、遊びに来ているので、帰らず、そのまま、幼なじみの家に行く。
家に、いればいいんだけど。
予定より早くきたので、お詫びとして、途中コンビニで、スナック菓子とかジュースなど色々買った袋を片手持ってインターホンを鳴らす。
いつもなら、彼や、彼のおばさんが、出迎えくれるが、やっぱり時間が早かったか、玄関の扉は無言のまま。
反応が無いから扉が閉まっていると分かっているけど、ドアノブを手を掛けた。
すると、カチャっと扉が開き、目に入るのは、彼がいつも履いている靴が汚く脱がれている光景。
彼はやっぱり家にいる。
靴があるから、
彼とは、
幼なじみだからと
理由を付けて、黙って家に上がった。
このとき、先に、今から行くと連絡を入れていれば――
いると分かっていても、勝手に家に上がらなければ――
こんな虚無感を感じることはなかったんだ。
家には、きっと姉のカレシが、遊びに来ているので、帰らず、そのまま、幼なじみの家に行く。
家に、いればいいんだけど。
予定より早くきたので、お詫びとして、途中コンビニで、スナック菓子とかジュースなど色々買った袋を片手持ってインターホンを鳴らす。
いつもなら、彼や、彼のおばさんが、出迎えくれるが、やっぱり時間が早かったか、玄関の扉は無言のまま。
反応が無いから扉が閉まっていると分かっているけど、ドアノブを手を掛けた。
すると、カチャっと扉が開き、目に入るのは、彼がいつも履いている靴が汚く脱がれている光景。
彼はやっぱり家にいる。
靴があるから、
彼とは、
幼なじみだからと
理由を付けて、黙って家に上がった。
このとき、先に、今から行くと連絡を入れていれば――
いると分かっていても、勝手に家に上がらなければ――
こんな虚無感を感じることはなかったんだ。