紅龍 ―2―


「正確に言ってやろうか―…仲間は236人銃は全て、584だろ?」




それをも楽しむ俺は性格がひん曲がっている。




何も言わない。いや、何も言えない奴。




俺は言葉を続けた。




「お前等ってさ銃を自分で管理する奴も居たけど殆どが預けてただろ?クラマチって奴に。」




「そいつ、俺の仲間だよ。………―ふっ。嘘だって思うだろ?だって“クラマチさんは30年闇夢に居た”いわゆる信頼出来る人。そんな事―…って思うかもね。」




「じゃあ、途中で入れ替わっていたら?それもごく最近に。クラマチさんと他の誰か、俺の仲間が。」






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