紅龍 ―2―
龍side




俺は蘭達が出て行った扉を見つめていた。






紅龍と俺等が手を組む―…








それは嬉しい事なんだろう。







でも俺は総長として仲間のために考えて行動しなきゃいけない。











闇夢が組が関わっている。










となると命の危機もある。











仲間を危険の身にしていいのか?












でも蘭が……困っている―…。












俺等で救いになるのか?










きっと力の差が大きい。











蘭は俺等の力を買っていると言っていたが実際は俺等は凄く下だ。







不安が心をぐちゃぐちゃにする。




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