紅龍 ―2―


周りの空気が変わる。




私たちは仲間が開けてくれた道を通って真っ直ぐ闇夢の奴らに向かった。




これも計画の一つ。




私たちに着いていけないのか闇夢は少し慌てていた。



そこを容赦なく殴り込む。


闇夢の数が一気に減った。



流れは掴んだ。





きっと仲間はそう思っている。




でも、私にはそう思えなかった。




やっぱり国分は笑っている。






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