紅龍 ―2―












「……―えっ?」






あっ。間抜けな声だしちゃったな―…なんて思う暇はない。













ねぇ、闇の先は何?







光?










闇?











それとも―…絶望?











嫌―…










嘘―…でしょ?











私の目の前が暗闇に変わった。










「「「「蘭」」」」」






…―皆の声が聞こえた気がし、た。







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