紅龍 ―2―
克服したバイクで行けば直ぐに着いた。
「私が紅龍7代目総長。紅花だ。」
「8代目総長。結真。」
「7代目副総長。隼人だ。」
私達は青虎の倉庫に着くなり自己紹介みたいなのを簡単にした。
まぁ自己紹介なんてしなくても名前ぐらいとうに知られてる。
そして次にこれからについての理想を私から話した。
「これからは力がほしい。勝手な話だが、青虎の幹部と下の奴等は私と隼人で鍛えたいと思っている。紅龍については結真に任せているからいい。龍と晃人には私達に手助けをしてほしい。
本当に勝手な話だと思う。しかし時間がないんだ。2週間だけ我慢してほしい。」
私は青虎に頭を下げた。
その私の隣で隼人と結真は仁王立ちしている。
隼人と結真は頭を簡単に下げてはいけない立場。
そんな私達に
「こいつなら大丈夫だ。」
龍の言葉が届いて私は下げていた頭を上げた。