紅龍 ―2―



そこには紅龍8代目総長がいた。







私を真っ直ぐ見つめる結真は素直に格好いと思う。












私は微笑み、結真の頭をクシャッと撫でた。








「ありがとう。青虎との話しは私が協力する。明日にでも青虎に行こう。」











もう後には戻れない。








全国No.1・2の族と組の乱闘が幕を開ける。








私が皆を守らないと―…













でももしもの事があれば










私は命なんていらない―…。














その日の夜はやけに静かだった。




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