紅龍 ―2―
準備
先に部屋に向かった私たち。
部屋ではたわいもない話をしていた。
「にしても蘭は変わらないな!!!」
「まぁ、我が妹ながら俺も変わらないと思う。」
「喧嘩の強さは増してるだろうな。他はどうなの?隼人。」
「はっ俺ですか?そーですね―…蘭は変わらないからいいんじゃないですかねえ?」
「「「そうかもね。」」」
「――――――……。」
本当にたわいもない話。
やっぱこのメンツは余裕だね。
でもその余裕も龍達が入って来た事で少し緊張に変わる。
「…………―――じゃあ話をしようか。」
闇夢との戦いまで
あと二週間―…