紅龍 ―2―














「蘭―…」




「うん。そろそろだね―…。」













蘭と涼さんの会話を聞きながら俺はただ智たちを見つめる事しか出来なかった。



少し遠くに居る二人は









今にも消えてしまいそうな顔をしていた。







< 58 / 308 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop