紅龍 ―2―





「………………―――。」





「龍―…。」









あぁ。








何も知らなかったのは俺だけだったんだ―…。










「智さんから伝言がある…。」











青虎の倉庫に着いた。







皆は俺を見て悲しい顔をした。







その顔は何もかもを知っていた。









< 99 / 308 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop