らぶストーリー
「お~い、奈未。準備は出来たのか?もう行くぞ。」


こう言ってるのは
兄の大崎啓吾(オオサキケイゴ)

高校を中退し働いている。
18歳になって車の免許を取ったから、毎朝私を駅まで乗せて行ってくれる事になった。

兄は結構優しい。顔は怖そうだけど内面は全く違う。


急がないと。私は急いで部屋からでて、リビングへと行った。


「はい。姉ちゃんのコーヒー。」

と言ってコーヒーを差し出したのは
弟の大崎隼人(オオサキハヤト)
中学3年生だ。


「お母さん達は?」


「もう、仕事行った。」

朝早いな~。


私も急がきゃ。

兄ちゃんが車で待っている。


「隼人、私学校いくね。後はよろしく。」


「はい。はい。行ってらっしゃい。」


「行ってきます。」


私達は挨拶だけは、きちんとする。
両親からの教えだ。
挨拶だけは、厳しい。

でも、凄くいい事だと思う。
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