月光夜




「か、可愛いぃぃぃ!!」



あまりにも可愛くて、おもいっきりギュッと抱きしめた。
こんな可愛らしい動物がいたなんて、知らなかった。



「苦しい!」



「あっ、ごめん」



「まったく、お前が予言者の子とは思えないな」



「えっ?どうして、あたしが予言者の子って分かるの?」



「俺が、お前だと思ったからだ。」



「はっ?言っている意味が…」



「やっぱり、馬鹿だ。」












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