月光夜



「人事だと思って…」



「お主が、やることじゃ。俺には関係ない」



イライラ感じるのは、あたしだけでしょうか?



思わずそう聞きたくなるぐらい、久々にイラっと来た。
もう一回、色々な本を読んでみようかな。



「よしっ!!」



頬を軽く叩いて、自分に気合いをいれる。



「何をするんじゃ?」



「もう一回、ここにある本を読むんだよ」



「そうか。なら、俺も一緒にやろう」



パタパタ羽を動かして、こちらに来た。












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