月光夜





あたしが、そう言ったらステッキから光が溢れ出した。



目の前にいた、ダークドールは光を浴びたとたんに黒い灰となって消えた。



「やった!?」



息を整えながら、辺りを見回した。
もちろん、ダークドールの姿はない。



「あたし、やったよ!!」



「そうみたいだな。記憶をよみがえった時に、俺とのことは忘れてみいだがな」



「すみません…。でも、これで課題は片付いたね!クリクリ♪」



「本当の名で呼べ」



「めんどくさいから、クリクリで!」



「…好きにせい…」



「やったー!!」










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