月光夜
「飛んでるだけじゃん…」
「ともかく、わしは疲れんじゃ。ちょっと、そこを離れろ」
「何で?」
「良いから」
「分かった。」
言われたとおり、あたしはクリクリから離れた。
クリクリは、何か呟いたとたん目の前が一瞬だけ光が放たれて、目を開けたらそこには大きな竜がいた。
「えぇぇぇえぇぇ!!??」
「うるさい。いちいち驚くな」
「いやいや、こんな事が目の前で起きたら、叫びたくなるよ!」
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