月光夜



「とにかく、俺の背中に乗れ」



「乗っていいの?」



「乗せるために、わざわざ大きくなったんじゃろうが」



「あっそっか」



「早く乗れ」



「分かった。」



言われたとおり、クリクリの背中に乗った。



「しっかり捕まっておくんじゃぞ!」



「えっ!?どこを掴めば…!!」



最後まで言おうとしたが、クリクリが急に飛び始めたので言えなかった。
急すぎるよ!!






< 166 / 233 >

この作品をシェア

pagetop