月光夜
「すごーい!」
さっきより一段とスピードが、早くなった。
目を閉じて、しばらく風を感じていた。
「琳架着いたぞ。」
「もう!?早いね」
「当たり前じゃ。」
クリクリは、お城の門の前に足をつけて止まった。
「降りれるか?」
「大丈夫!」
クリクリの背中から、おりて背伸びをしていると、クリクリは元の姿に戻った。
「大きい方が、やっぱりかっこいいね」
「逆に可愛いと言われた方がいやじゃわい」
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