月光夜




「心配したんだからな!」



「えっ?」



「朝起きて、お前の部屋に行ったら姿がないしクリクリの姿もないから、ダークドールと何かあったんじゃないかと思ったんだぞ!」



「あれ?あたし、一応ルーンさんに伝言を残したんだけれどな…」



「伝言?そんなの聞いてないが…」



「聞いてないの?」



「あぁ…」



「アッシュ様!!」



二人で会話をしていると、ルーンさんが慌てた様子で走りながらこっちに向かってきた。









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