月光夜



「……ルーン?」



「はっ、はい…。」



「俺になんか言うことがあるじゃないか?」



「伝言の事を忘れていました…。」



「やっぱり…。」



はぁ…。と深いため息をアッシュはついた。



「まぁ、人間大事なことも、忘れることがある。今回は、何もなかったから良かったが、今後は必ず真っ先に伝えるのだぞ。」



「承知いたしました。以後、気をつけます!」



「なら、良い。」














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