月光夜
お城に着いた私たちは、門の前にいた。
周りには、数えきれないほどのダークドールがいる。
「ざこどもは、わしに任せろ。お前達は、行け!」
「私も、ここに残ります。お二人様は、行ってください」
「でも…。」
「ここは、二人に任せよう!行くぞ、琳架!」
「えっ、ちょっと!!」
アッシュに手をひかれる。
あたしは、ルーンさんとクリクリに目線を向けた。
あの二人なら、大丈夫かな。
少し心配しながら、アッシュに引かれながら走った。