月光夜




ギィィィィ……



大きい扉を開けた。



「やぁ、待っていたよ。お二人さん…」


ドアを開けて目の前にいたのは、シルビ…いや、今はフレディ様だった。



「シルビ…」



「今は、フレディと呼んで欲しいな。アッシュ君」



「俺は、シルビしか知らない。誰が、フレディなんて呼ぶか!」



「フレディ様…」



「お久しぶりだね。ミル」



「今は、ミルじゃねぇ!気安くよぶな」










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