月光夜





「ここは、レイトお前に任せたぞ」



「はい、ご主人様!!」



「あとで、必ず行くからな!!闇には、絶対負けるなよ!!」



闇?


アッシュの言った、闇という言葉をあたしはこのときはまだ理解できていなかった…。



「ミル、行こうか」


フレディ様は、黒い羽を広げていた。



まさか、私を連れて飛ぶつもり!!??



「えーーー!!??」



叫んだ瞬間に、足が浮き宙にあたしは浮いていた。



どこに、行く気なの!!??







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