月光夜





「……。…て」



誰かの声が聞こえる。



優しいどこかで聞いたことの事がある声。



「……て。……きて」



「んっ…。」



「起きて。琳架」



目の開けると、金髪の綺麗な女の人がいた。



「あなたは?」



「ミルよ」



そう言って、にっこりと微笑んだ。



ミル??



「えっ!!??あたしの…」



「そう。あなたの前世の人」







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