月光夜
「…か…んか…琳架!!」
目を開けると、目の前には一人の見覚えのある顔があった。
「…。」
「おい!!しっかりしろ!!」
「…アッシュ?」
「そうだ。俺だ。」
「あたし…」
しばらく頭の中で、起きていたことを思い返す。
そうだ!!
あたし、ミルに会ってたんだ。
「アッシュ!!あたし、浄化の仕方分かったよ!!」
「本当か!?」
「うん!!」
「でも、一足遅かったようだな…」
「「!!!!!」」
この声は!!??