月光夜
「話さなくいいから。」
「あいつを止められるのは、もうお前しかいない。」
「…。」
「出来るか?琳架」
「…大丈夫。きっと、出来る。」
「この姿はもう維持出来ないが、まだ、お前のスティックとしての姿の力ならある。」
「でも!!そうしたら、クリクリは…」
「良いんだ。これは、俺の使命だ。」
「……。」
「覚悟を決めろ。琳架」
真剣な目で、クリクリは言った。
あたしは、フレディ様の魂を浄化するのが使命。
「分かった…」
「よし、これからが本番だぞ。体力は良いか?」
「大丈夫!!」