月光夜
クリクリは人間の姿ではなく、スティックの姿になった。
「さぁ、そろそろ決着をつけようか。ミル」
「ええ。そうしましょう、フレディ様」
あたしは、フレディ様から少し離れた場所に立つ。
「琳架!!レイトの事は、気にするな!!」
後ろの方から、アッシュの声がした。
「大丈夫!!ありがとうー!!」
これからが、本番!!!
目を閉じて、呼吸を整える。
大丈夫、きっと出来る。
魂を浄化出来れば、きっとフレディ様はミルに会えるはず。
待っててね…ミル…。