月光夜




目の前には一つの白く光る丸い物体が浮かんでいた。



もしかして、あれが魂?



「フレディ様?」



『……ミルか?』



「やっぱり!!」



『でも、俺が知っているミルではないな』



「あたしは、生まれ変わりです。」



『あれから、何百年も経っているんだもんな。』



「はい…。」



『元気だったか?』



「はい。」








< 210 / 233 >

この作品をシェア

pagetop