月光夜
コンコンッ
ドアをノックする音が聞こえた
一体こんなお昼時に誰だろう
「はい、どうぞ」
ガチャ
ドアを開けて、入ってきたのはアッシュだった
「…。何のようですか。アッシュさん」
「棒読みで言うな。俺だって好きで来たわけでわない。お前に話さないといけないことがあるから来たんだ」
「何のこと??」
「‘予言者の子’についてだ」
「それ、あたし聞きたいと思っていた事だ」
「やっぱり、疑問に思っていたんだな。」
「だって、あんなに特別扱いされてる訳だし…」
「まぁな。この国で‘予言者の子’は、身分で言うなら俺と同じ位になる。」
「まぢで!!??」
そんなに、スゴい?存在なんだ…